重曹と酸は身近な存在



重曹とは、「重炭酸ソーダ」を略した当て字です。

本当の名前は、NaHCO3「重炭酸ナトリウム」または「炭酸水素ナトリウム」です。

英語ではsodaです。

コップに重曹を入れ、酢を加えるとブクブクとCO2(炭酸)の泡が出て、炭酸ガスが水に溶けたソーダ水になります。

できたこのソーダ水はこのまま飲めるのです。

実は、明治時代からこれが売られていました。

これに砂糖を入れれば、サイダーです。

でも、おいしいのかどうかは不明ですね。

このように、ソーダ水は重曹に酸を入れて作ります。

重曹は、酸を入れなくても70~80℃くらいまで加熱すると、含まれている炭酸ガスが出てきます。

酸の代表は「酢」です。

酢は化学では「酢酸」と言います。

その他に「クエン酸」「塩酸」「硝酸」などいろいろな「酸」があります。

科学の時間にさまざまな「酸」を勉強しましたよね。

お菓子作りでよく使うベーキングパウダーは、重曹と酸を反応しない状態で混ぜてあるものです。

おまんじゅうなどを作るときに小麦粉にベーキングパウダーを混ぜると、重曹と酸それぞれが小麦粉と混ざった状態になります。

ここに水を入れて初めて酢と重曹が溶けてくっついて、その瞬間に炭酸ガスの泡が出ておまんじゅうなどが膨らむというからくりです。


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